
こんにちは、たくみです。
うつ病になったら、一番心配なのが「再発」だと思います。一度うつ病になったら再発率が高くなると言われています。
確かにうつ病は再発しやすい病気ですが、早期に発見することで未然に防止する事ができます。
今回は、うつ病の再発を防ぐための心身の警告サインについて詳しくみていきましょう。
目次
これって、うつ病再発のサイン?仕事復帰を目指すなら早めの未然防止を!

うつ病は難しい病気で、何度も繰り返す人も多いんですね。
それをわかっているので未然にサインに気づき未然防止する事は重要です。
うつ病再発のサイン1:眠りが浅い、眠れない
・就寝してもなかなか寝付けない
・夜中に何度も目が覚める
・朝起きるのが早い
睡眠の質が落ちると、人は体調不良を起こす原因になります。
このように夜寝れていない上に、朝目覚めが早いと言うことは、睡眠時間が明らかに少ないので早めに対処する必要があります。
大人が1日に必要な睡眠時間は7~8時間と言われています。それよりも明らかに少ないと言うことはうつ病が再発する可能性もありますし、他の病気にもなる可能性も出てきます。
「眠くないから大丈夫」だと言う自己判断は危険です。
うつ病再発のサイン2:朝起きれない
・アラームで目が覚めても、起きるのが憂鬱
・昼間もずっと寝たい
目覚ましのアラームに気づかない
このような症状はうつ病の初期症状としてよく言われています。
ただ単にモチベーションが下がっているだけ、やる気がないだけと判断しがちですが実は体調不良を起こしている可能性があります。
心身のサインに気づかないのはとても危険なので、しっかり頭に入れておきましょう。
うつ病再発のサイン3:最後に笑ったのがいつか思い出せない
・最近笑いましたか?
・顔が凝り固まっていませんか?
ドキッとした方は自分を鏡で見て笑ってみましょう。
うまく笑えますか、笑い方が心地なくなっていませんか。
うまく笑えなくなっている、心地ない笑い方になっている。これはうつ病の再発サインです。
笑顔は僕たちの心身のストレスや健康を維持するためにとても有効な手段です。笑顔をすることで自然と豊な気持ちになります。気分も上がります。
その反対で、笑顔をしなかったら徐々にストレス、健康状態共に低下していくのです。
うつ病再発のサイン4:好きなことすらやりたくない
そういえば、趣味をしていない
好きなこともする意欲が湧かない
家事や勉強がおっくうなのももちろんですが、それ以上に自分の趣味にもおっくうになっている。
これはうつ病の再発サインだと言えます。少なからずなにかしらの体調不良が起きているでしょう。
うつ病再発のサイン5:頭痛、腹痛など原因不明な体調不良が多い
・頭痛
・腹痛
・吐き気
・体がだるいなど
このように、原因不明な体調不良の場合は強いストレスを抱えている可能性があります。
特にうつ病は過度なストレスに大きく影響してしまいます。
このような症状が出ているときは要注意です。
しっかり心身のリラックス、休息をとるようにしましょう。
うつ病再発のサイン6:ミスが多く続いている
・普段しないミスを連発する
・スーパーで買う物を忘れた
・同じミスを繰り返す
人はミスをする生き物ですが、今までしてこなかったミスが出てきたり、あり得ないところでミスを連発し自分でも驚くようなレベルは要注意です。
【うつ病】再発で仕事復帰に困ったら2つの方法を

これってうつ病?仕事復帰はできるのかな?と悩んだらどうすれば良いのでしょう。
ここでは、この悩みについてご紹介します。
うつ病や再発に悩んだらまず2つの方法があります。
カウンセリングを受ける
まず一つ目はカウンセリングを受けることです。
カウンセラーとは悩みの専門家です。どんな悩み事にも親身に向き合い解決に導くプロフェッショナル。
うつ病とは、一度目は身体症状の強くても、再発時には今度は精神的症状が強くなるなど、人によって症状が異なる場合も珍しくありません。再発を防ぐには、一番はストレスを溜めず無理をしないことが大切ですので、心身の不調を感じたらすぐに専門家に相談しましょう。
病院で治療する
病院で治療する方法は大きく分けて3つあります。
・精神療法
・薬物療法
・休養
順にご紹介します。
精神療法
うつ病の原因には様々ありますが、医師またはカウンセラーと悩み相談をすることで考え方や行動パターンを見つめ直し、うつ病の再発を防ぐ方法です。内観療法、認知行動療法などがありますが、ポイントは生きる喜びを引き出すことです。
薬物療法
脳の不調を改善してうつ症状を軽減するための薬物療法です。少量の「抗うつ薬」からスタートして、時間をかけて適量を量っていきます。抗うつ剤は効果が現れるまでおよそ2週間かかるとも言われているため、途中で中断することなく、医師の指示通りに続けるようにしましょう。
休養
まず、疲れ切った心身を休めることから始めます。うつ病は脳のエネルギーが不足して起こるため、疲れた脳・身体・心をしっかりと休ませ、回復する力をつけることを目的とします。具体的には、普段の仕事の量を減らしたり、定時に帰ったり、休日は家でゆっくり過ごすレベルともう一つは仕事を離れ自宅で休養する(自宅療法)。自宅療養で落ち着かない場合は入院治療をするなどの方法もあります。
まとめ
この記事では次の内容について詳しく解説しました。
・これって、うつ病再発のサイン?仕事復帰っを目指すなら早めの未然防止を!
・【うつ病】再発で仕事復帰に困ったら2つの方法
最後にポイントを確認しましょう。
うつ病再発で仕事復帰に困ったら「カウンセリングを受ける」または「病院で治療する」。
うつ病は早期の気づきがとても大切です。今回ご紹介したサインを頭に入れておいていざと言うときに築けるようにしておきましょう。