
こんにちは、たくみです。
うつ病になってしまったら、本人はもちろん家族もつらい思いをしてしまいます。
ご家族の方は、患者さんと「どうやって向き合っていくのが正解なんだろうか?」
と日々悩まされていることでしょう。
ネットで調べてもうつ病に対する内容しか書かれていませんね。
そこで今回は、ご家族もうつ病になってしまった時の対処法について詳しく解説していきます。
目次
うつ病は家族もうつ病になってしまうケースも

うつ病には様々な症状があり、また人によって違いむずかしい病気とされています。
なんとなくの対処法はありますが、人によって症状が違うため全く効果ナシと言う方もいるのが現状です。
そのため、患者さんとの向き合い方に悩まされご家族も精神的にツライ状態になる人もいます。そしてご家族もうつ病になるケースも実際にあるのです。
もう一度言いますが、次の対処法は他の記事でも書かれていません。少しでも悩む方のお役に立てれば幸いでございます。
【うつ病】家族もうつ病になったときの2つの対処法

ご家族もうつ病になってしまった時の対処法は2つあります。次をご覧ください。
- 病院で治療する
- うつ病カウンセラーに相談する
順に説明します。
病院で治療する

病院で治療する方法は大きく分けて3つあります。
- 精神療法
- 薬物療法
- 休養
精神療法
うつ病の原因には様々ありますが、医師またはカウンセラーと悩み相談をすることで考え方や行動パターンを見つめ直し、うつ病の再発を防ぐ方法です。内観療法、認知行動療法などがありますが、ポイントは生きる喜びを引き出すことです。
薬物療法
脳の不調を改善してうつ症状を軽減するための薬物療法です。少量の「抗うつ薬」からスタートして、時間をかけて適量を量っていきます。抗うつ剤は効果が現れるまでおよそ2週間かかるとも言われているため、途中で中断することなく、医師の指示通りに続けるようにしましょう。
気になる記事:【他人を攻撃する人】これって障害?3つの心理&特徴と対処法
休養
まず、疲れ切った心身を休めることから始めます。うつ病は脳のエネルギーが不足して起こるため、疲れた脳・身体・心をしっかりと休ませ、回復する力をつけることを目的とします。具体的には、普段の仕事の量を減らしたり、定時に帰ったり、休日は家でゆっくり過ごすレベルともう一つは仕事を離れ自宅で休養する(自宅療法)。自宅療養で落ち着かない場合は入院治療をするなどの方法もあります。
うつ病カウンセラーに相談する

うつ病カウンセラー = うつ病の専門家です。
うつ病に関したどんな悩み事にも親身に向き合い「解決・回復」に導くプロフェッショナル。
うつ病とは、一度目は身体症状の強くても、再発時には今度は精神的症状が強くなるなど、人によって症状が異なる場合も珍しくありません。再発を防ぐには、一番はストレスを溜めず無理をしないことが大切ですので、心身の不調を感じたらすぐにうつ病専門家に相談しましょう。
うつ病カウンセラーが教える心が楽になる5つの考え方

うつ病カウンセラーが教える5つの考え方についてご紹介します。
患者さんと向き合うと、みなさん陥りがちな考え方があります。
相手に気を使いすぎない
優しさで患者さんには、常に気を使わないといけないと思っていませんか?
赤ん坊のように気を使ったり、無理な話に付き合ったりしないようにしましょう。
あなたも人間なので無理をしすぎるとご家族もうつ病になってしまいます。また、人は一度言うことを聞いてくれたらそれに慣れてしまうので当たり前に頼んできます。そうならないように平等に接してあげる事がうつ病患者とうまく付き合っていく上で大切な事です。
うつ病患者さんと一緒に暮らしていく中でコミュニケーションは大切ですが、あくまでも平等に接してあげること。
患者さんに感情移入しない

患者さんの話に感情移入してしまうと、あなたまで憂鬱な気持ちになります。
一度憂鬱な気持ちになるとなかなか抜け出すことはできません。失恋したときって立ち直るのに時間がかかりますよね。それと同じでうつ病患者に感情移入しない事が大切です。
患者さんの言うことに自分の感情は捨てましょう。かわいそうと思う方もいるかもしれませんがお互いにベストな方法です。
この方法は心理学的な言葉で言うと「傾聴する」と言います。人は話を聞いてくれるだけで心が楽になります。なのでうつ病患者にも「傾聴」してあげることがポイントです。
「自分がしっかりしないと」と思わなくていい
自分ひとりで頑張ろうとしないでください。
患者さんを守るために肉体的、精神的に負担が増えてしまいます。
ツラそうな患者さんを見ると「自分がしっかりしないと」と思うのは当然ですが、あまりにも頑張りすぎるとある時にドッと疲れがきます。
これが家族もうつ病になる原因です。
自分ひとりで頑張りすぎず協力をお願いしましょう。
患者さんに見返りを求めない
ツライ時って自分のことしか考えられません。
ご家族が患者さんのために行動していても思い通りにしてくれないこともあります。
ほとんどの家族は「こんなしてあげてるのに!」とイライラしてしまうことでしょう。
でも本当の優しさとは「無償の愛」だと僕は思います。
何事もそうですが見返りは求めない。無償の愛で向き合っていくことが大切です。
自分の時間を削りすぎない

家族がうつ病になってしまうとどうしても自分の時間を減らしてしまいますよね。
自己ケア、リラックスする時間がなくなってしまうと患者さんとの関係も悪くなっていきます。
自分の時間を確保することは家族のためにも大切なことなのです。
決してサボりではありません。
しっかりと自分を癒す時間を作ってあげましょう。
まとめ
この記事では次の内容について詳しく解説しました。
・うつ病は家族もうつ病になってしまうケースも
・【うつ病】家族もうつ病になったときの2つの対処法
・うつ病カウンセラーが教える心が楽になる5つの考え方
最後にこの記事のポイントを確認しましょう。
- 病院で治療する
- うつ病カウンセラーに相談する
うつ病で悩んでいる方、ご家族もうつ病になってしまった方へ。
こんな時どうすればいい?など、普段人には聞けない悩みを親身にお聞きします。そして解決・回復に導く方法をお伝えしていきます。少しでも悩んでいる方は無料相談お待ちしてます。