
こんにちは、たくみです。
みなさん最近このように思う時ありませんか?
些細なことに気がつく、感受性が高い、他の人が気にしないような事にも敏感になる、気にしすぎて体調まで崩してしまう。
実はそれHSP(Highly sensitive person)かもしれません。最近はテレビやネットニュースでも紹介され、再び話題になっていますね。
しかし、HSPはバーナム効果なんじゃないか?という事も言われています。
そこで今回は、HSPとは何かという事と、本当にバーナム効果かどうか、
バーナム効果であったとしたらどうなのかということについて、詳しく解説していきます。
目次
そもそもHSPってなに?
みなさんHSPという言葉を聞いたことがありますか?
「英語は難しいなぁ」「何かの専門用語かな?」このように思う方もいますよね。
Highly sensitive person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で「人いちばい感受性が高い人」
一言でいうと以上のようになります。
もっと分かりやすく解説していきます。
刺激に反応しやすい
カンタンに言えば、光や音、匂いや周囲の環境という刺激に強く敏感に反応することがHSPの一番大きな特徴です。
・カメラのフラッシュ
・改造車のマフラー音
・離れたゴミステーションからの生ゴミ臭
また、どんな刺激に対して敏感なのかというのは、人によって様々です。さらに敏感な度合いもひとりひとり違うため、HSPと言ってもみんな大きく違います。
HSPには大きく分けて4種類いると言われており、4つ種類のイニシャルをとった「DOES」という言葉が知られています。
さらに英語でもあり、一つ一つが奥深いので、ここでは割愛させていただきます。
生まれつきの特徴
HSPは習性ではなく、生まれつきの特徴・特性だとされています。
これが大事なポイントで、つまり病気や精神的ダメージによって引き起こされるものではないということです。
さらに、医学的なものではなく、心理学上の概念になるので、医師に話を聞いても、医学的に何か対処するということはできないでしょう。
バーナム効果ってなに?

HSPが実はバーナム効果なのではないかと言われているのですが、そもそもバーナム効果とはなんなのでしょうか?
占いで誰にでも当てはまる特性言われ、あたかも自分だけに当てはまる特性だと思い込む現象
みなさんは、占いに言ったことはありませんか?占いって「当たってる!」「すごい人だ!」って思いますよね。でも実は占い師はバーナム効果をうまく活用しているんですね。つまり心理テクニックなのです。
バーナム効果は、その研究をした人の名前から別名「フォアラー効果」とも呼ばれています。
HSPは本当にバーナム効果なのか?
では、ここからが本題ですがこれはあくまでも僕の一意見であるのでご了承ください。

先ほど説明したようにHSPは、生まれつきの特性なため、バーナム効果ではないと言えます。
少し整理しましょう。
バーナム:効果はある特性が自分に当てはまるように感じること
HSP :生まれつきの特性
このように、HSPとバーナム効果は根本的に違うと言えます。
バーナム効果とは根本的に違う
もっとカンタンにいうとHSPは生まれつき、バーナム効果は習性ということになります。
HSP自体が、バーナム効果で認識されているということは、根本としては間違っているでしょう。
そうとも言い切れない面も
しかし、HSPは医学的なものではなく、心理学の概念であり、チェックリストも少し曖昧な表現や言い回しが混じっているため、バーナム効果が全くないとは言い切れないのが事実かと思います。
また、バーナム効果とは少し離れますが、基本的に、HSPは生まれつきの特性なので、チェックリストの内容は人生全般の経験をもとに回答されるべきですが、実際には回答する方は直近の出来事やその時の心理状況に大きく影響されるということは否定できません。
ネガティブな事が起こったときに回答をすれば、その回答の内容はネガティブなものに引っ張られるでしょう。また、チェックリストの質問文の曖昧な部分や言い回し言葉の解釈も人によって少し変わってくるかもしれません。
これは心理学上の概念であり、どのように解釈するかは回答者に委ねられているのでバーナム効果は完全に100%否定することは難しいと思います。
まとめ
この記事では次の内容について詳しく解説しました。
・そもそもHSPってなに?
・バーナム効果ってなに?
・HSPは本当にバーナム効果なのか?
HSPは習性ではなく、生まれつきの特徴・特性
バーナム効果はあたかも自分だけに当てはまる特性だと思い込む現象
HSPは生まれつき、バーナム効果は習性
バーナム効果は完全に100%否定することは難しい