
最近、「キレやすい子供」「すぐにキレる子供」という言葉をよく聞きますが、一体どういう状態のことなのでしょうか?
自分の気に入らないことがあったり、思い通りにいかないことがあると、暴れたり、大声を出したり、物を壊したり、時には暴力を振るったりするような「キレやすい子供」が最近は増えてきているとの報告もあります
ここでは、すぐにキレる子供の7つの心理状態と子供の短気を直す方法7選について詳しく解説をしていきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
目次
すぐにキレる子供の7つの心理状態

ここでは「すぐにキレる子供の7つの心理状態」について詳しく解説をしていきます。すぐにキレる子供はどんな特徴があるのでしょうか?
感受性が高い
すぐにキレる子供の特徴1つ目は「感受性が高い」です。感受性の強い子供は、自分の感情のコントロールが苦手な場合が多くあります。
いい意味でも悪い意味でも小さなことに敏感に反応し興奮状態になるので、学校や家で周りがざわついていたり、うるさいだけでイライラしてしまうことがあります。
自己肯定感が低い
すぐにキレる子供の特徴2つ目は「自己肯定感が低い」です。自分に自信がない事で、何か些細な事でも「傷つけられた・・」「ばかにした・・」と敏感に感じるようになりその結果キレてしまうのです。
子供の反抗期
すぐにキレる子供の特徴3つ目は「子供の反抗期」です。これはいわゆる中間反抗期と呼ばれ思春期の前にも一回反抗期があるのでは?と言われています。
ストレス
すぐにキレる子供の特徴4つ目は「ストレス」です。これは私たち大人でも同じ事ですが、子供にストレスが溜まった関係で怒りが爆発している可能性があります。
これはストレスを定期的に吐き出したり解消したりする場所がないことを示しています。なので、親がそのようなストレスを吐き出せる環境を作ってあげる事が大切です。
感情と言動のギャップ
すぐにキレる子供の特徴5つ目は「感情と言動のギャップ」です。子供がキレる原因はいろいろな原因や要因が絡み合っているので、これだというものはありません。
ですが特に大きな原因に「周囲に見せる言動と素直な感情のギャップ」があげられます。このギャップが大きければ大きいほど、ストレスも大きくなり、キレやすくなると言えるでしょう。
感情をうまく表現できない
すぐにキレる子供の特徴6つ目は「感情をうまく表現できない」です。子供はまだ自分の感情を言葉として表す事が難しいです。
そのため、その感情を体で表現しているのだと言われています。この場合子供が大きくなると自然に治まっていくでしょう。
親が起こりっぽい
すぐにキレる子供の特徴7つ目は「親が怒りっぽい」です。子供は親の背中を見て育ちます。何か新しいことをするにも親がやっているのを見て学びます。
そのため、すぐにキレる親だと子供も「何か嫌な事があったら怒ればいいんだ。」と学んでしまいます。子供はいつも親の行動や癖を見ています。
子供の短気を直す方法7選

先程までは「すぐにキレる子供の7つの心理状態」について詳しく解説をしました。では、どうしたら短気な子供を直してあげる事ができるのでしょうか?
ここでは「子供の短気を直す方法7選」について詳しく解説をしていきます。
怒りが鎮まるまでひたすら待つ
子供の短気を直す方法1つ目は「怒りが鎮まるまでひたすら待つ」です。子供が怒っている時に「反抗」「言い返す」「注意する」などをしても意味がありません。かえって逆効果です。
そのような状況では子供の怒りが鎮まるまで待ちましょう。時間が経てば子供もスッキリして落ち着きます。そしたら話をするといいです。
肯定的に話を聞いてあげる
子供の短気を直す方法2つ目は「肯定的に話を聞いてあげる」です。子供の怒りが鎮まったらちゃんと子供の話を聞いてあげましょう。
子供は何が嫌だったのでしょうか?何が気に入らなかったのでしょうか?きちんと聞いてあげる事です。
ここでポイントなのが、自分の考えは入りません。子供を慰める事が目的なので全てを受け入れてあげましょう。
一緒に解決方法を考える
子供の短気を直す方法3つ目は「一緒に解決方法を考える」子供の話を聞く事が出来たら今度は一緒に解決方法を考えてあげましょう。
解決方法を出してあげないと、また子供は同じ出来事があった場合に起こってキレてしまいます。
親も自分を見つめ直す
子供の短気を直す方法4つ目は「親も自分を見つめ直す」です。全て子供が悪いと叱るのは良くありません。少なからず親にも原因があるはずです。
なので、一度自分を振り返ったり、行動を思い返し「自分も悪かった。ごめんね」ということを忘れないようにしましょう。
自己肯定感を高める
子供の短気を直す方法5つ目は「自己肯定感を高める」です。自己肯定感を高めることはこれからの人生を歩んでいく中ですごく重要なことです。
もしかしたら自己肯定感が高ければ起こることはなかったかもしれません。自分に自信を持つことは心の精神状態にも重要なポイントなのです。
親の気持ちを伝える
子供の短気を直す方法6つ目は「親の気持ちを伝える」です。子供は自分の好き勝手に行動したり発言をしたりします。そのため相手の気持ちを考えずにやってしまうことも多くあります。
なので、子供がやったことに対して「ママ(パパ)はこんな気持ちになったよ(悲しかったよ)」などときちんと伝えてあげましょう。
そうすることで少しずつ子供も発言や行動する前に相手の気持ちを考えるようになっていきます。
発達障害の可能性も少なくはない
子供の短気を直す方法7つ目は「発達障害の可能性も少なくはない」です。あまり考えたくはないですが、いろいろ試してみても症状の改善がされなかったら発達障害かもということを視野に入れておく必要があります。
もし気になった場合は専門家にきちんと相談することをお勧めします。
【おまけ】アスピリンを服用すると怒りが静まる??

ここではちょっとした豆知識をご紹介していきます。キレる人は子供から大人まで多くいますよね。今回は「怒りっぽい人に対する対処法」について解説をしていきます。
最近ちょっとしたことでイライラしてしまう。という方いませんか?そんな方にはアスピリンが効果的なんです。これはある研究によるものですが起こりっぽい人は「体内に炎症が起きているのではないか?」と言われています。
そのためアスピリンを服用することで体内の炎症がなくなり怒りが鎮まっていくそうなんです。なので思いついたら試してみてくださいね♪(※お薬なので長期的な服用はおやめください)
まとめ
この記事では
- すぐにキレる子供の7つの心理状態
- 子供の短気を直す方法7選
- 【おまけ】アスピリンを服用すると怒りが静まる??
以上について詳しく解説をしました。ポイントを確認しましょう。
- 怒りが鎮まるまで待とう!
- 話を肯定的に聞いてあげよう!
- 親の行動や癖を子供は見ている!
子供は成長段階なので自分の思うがままに行動をします。子供は挑戦中なんです色々自分の中で試してみてるんですね。なのでそれを理解してあげる。
そしてそれに対して褒めて「あげて今のはこうだったよ。」「もう少しこうやればもっといいね!」というように寛大な気持ちで接してあげましょう!!