
人と論点がズレていたり、話が噛み合わない人っていますよね。そこで今回は、話が噛み合わない人の特徴と原因を解洗い出し、どのようにコミュニケーションをとっていくべきなのか、改善法をご紹介していきます。
・話が噛み合わない人はどういう特徴がある?
・話が噛み合わない人の原因とは?
・うまくコミュニケーションをとる改善法!
目次
話が噛み合わない人はどういう特徴がある?|5選

話が噛み合わない人の特徴とはどういった特徴があるのでしょうか。改善法の前にまずは特徴をしっかし洗い出してみましょう。
1.思い込みが激しく、主観で物事を決め付けている
話が噛み合わない人の特徴1つ目は「思い込みが激しく、主観で物事を決め付けている」です。話を自分の価値観の範囲内で考えているので、それ以上の理解に欠けてしまっています。
思い込みが激しいと話の途中で「でもそれは〇〇でしょ」「違う違う〇〇だよ」などと割り込んでくる特徴もあります。
2.プライドが高く柔軟な対応ができない
話が噛み合わない人の特徴2つ目は「プライドが高く柔軟な対応ができない」です。プライドが高いと過去で感じたことや経験したことだけで考えているので、自分が「正しい」と思っていることとズレが生じたら反発してしまうのが特徴です。
そのため新しい情報や価値観を認めようとしない様子がみられます。
3.すぐに結論を求めてくる
話が噛み合わない人の特徴3つ目は「すぐに結論を求めてくる」です。「で、何?」「それでどうなったの?」「結論から言うと何?」というふうに話を割り込んで結論を強引に聞き出そうとしているのが特徴です。
このような人は、常に忙しい人やセカセカしている人によく見られます。
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4.価値観のズレが大きい
話が噛み合わない人の特徴4つ目は「価値観のズレが大きい」です。人と話す上で相手との価値観の「差」は重要です。
日本ではご飯を食べるときお箸で食べますよね。私たちにとってそれが当たり前ですがインドでは「右手」で食べるのが当たり前です。インド人にお箸を渡しても「え?」「何やってんの?」みたいに噛み合いませんよね。
このように価値観とは各々の「当たり前」なのです。
5.「いや」「でも」と言い訳から入る
話が噛み合わない人の特徴5つ目は「いや」「でも」と言い訳から入る。言い訳から入る人っていますよね。これが悪いと言うことではありません、価値観は人それぞれなので。
しかし、価値観の話になりますが相手が「結論から欲しい」と思っている人だったら初めに言い訳や理由を言っても相手は納得しませんよね。
話し方には一般的な構成があります。それに従って話すと相手も理解してくれるでしょう。話し方の構成は改善方法で詳しく解説します。
話が噛み合わない人の原因とは?|5選

先ほどでは話が噛み合わない人の特徴について洗い出しました。ではその特徴を持った人はどのような原因があるのでしょうか?
ここでは話が噛み合わない人の5つの原因についてまとめました。
1.主観だけで物事を判断しているから
話が噛み合わない人の原因1つ目は「主観だけで物事を判断しているから」です。特徴にもあったように自分の価値観の範囲内で物事を判断しているため、それ以上の理解ができていないのです。
そのため、話を最後まで聞かずに勝手に「それはこういうことだな」と頭の中で決めつけしまっているのが原因です。
2.プライドが邪魔をしている
話が噛み合わない人の原因2つ目は「プライドが邪魔をしている」です。プライドが高いため頑固な考え方になってしまいます。頑固なために話そ内容を認めようとしていないのが原因です。
プライドはよく言えば「こだわり」ですが悪く言えば「凝り固まった思考」です。相手との関係を良くしていこう、もっと自己成長しようと思うのであればプライドは凝り固まった思考と言う扱いになります。
3.結論だけを求めて過程を聞こうとしない
話が噛み合わない人の原因3つ目は「結論だけを求めて過程を聞こうとしない」です。話の構成として初めに結論を求めるのは間違っていません。その方が理解しやすいです。
しかし、結論だけを求めて出来事を聞き逃してしまっていませんか?話の構成には「起承転結」がありますよね。最後のクライマックスだけを聞いても話の内容は理解できません。出来事で何か変化点があるかもしれませんので。
そのため話が噛み合わない原因になってしまうのです。
4.お互いの価値観のズレが大きい
話が噛み合わない人の原因4つ目は「お互いの価値観のズレが大きい」です。先ほども言ったように価値観は各々の「当たり前」です。その価値観のズレが大きいと話が噛み合わない原因になってしまいます。
日本人とインド人のご飯の食べ方にズレがあるように話にもズレが生じてしまいます。
だからと言って相手と会話を諦めろと言うことではありません。改善方法で解説していきます。
5.言い訳ばかりして結論を話さない
話が噛み合わない人の原因5つ目は「言い訳ばかりして結論を話さない」です。相手に伝わりやすく話すには、はじめに「言い訳」を言っても伝わりませんよね。
「起承転結」に沿って話す事が相手に伝わりやすい話し方です。具体的にどうやって話すのか?それを次の改善方法で詳しく解説をしていきます。
うまくコミュニケーションをとる改善法5選!

先ほどでは話が噛み合わない人の原因について洗い出しました。では具体的にどうやって話せば直るのでしょうか?
ここでは「話が噛み合わない話し方を直したい!」そんな悩みを抱えた人に回答していきます。
1.相手の話を最後まで聞く
うまくコミュニケーションをとる改善法1つ目は「相手の話を最後まで聞く」です。これは「主観で物事を決めつけている人」に当てはまる改善方法です。
まずは相手の話を最後までしっかり聞きましょう。そして相手の言っていることが分からなかったら相手の話が終わってから「〇〇はどう言うこと?」とちゃんと質問をすることです。
少しでも疑問なところがあれば、自分が理解できるまで質問をすることが大切です。それを勝手に自分の主観だけで判断してしまうと同じ過ちをしてしまいます。
2.プライドを無視して論理的に考える
うまくコミュニケーションをとる改善法2つ目は「プライドを無視して論理的に考える」です。これは「プライドが高い人」に当てはまる改善方法です。
原因は凝り固まった思考だと言うことが分かりました。なのでいったんプライドを無視して論理的に考えてみましょう。そうすれば話の内容を素直に受け入れることができますよ。
関連記事:【頭が良い人の特徴】頭が良い人と悪い人の違いとは?|外見や性格はどうなの?
3.相手を受け入れる
うまくコミュニケーションをとる改善法3つ目は「相手を受け入れる」です。これは「価値観のズレ」に当てはまる人の改善方法です。
相手の価値観を知ることが必要になります。そのためには自分の価値観を無視して相手の話を聞いてみましょう。相手の話を聞くと相手の考え方や価値観を知ることができます。
インド人の話を聞いていると、ご飯は「右手」で食べるのが慣習ということを知ることができます。そうしたら相手の価値観を知ったということになるのです。
4.相手の反応を見ながら話す
うまくコミュニケーションをとる改善法4つ目は「相手の反応を見ながら話す」です。相手との噛み合いのズレが生じたら、そこがずれているのかが分からなくなってしまいます。
そうならないために、相手の「顔」や「うなずき」を確認しながら話をしましょう。相手を見ながら話していると「頭をかしげる」「眉をひそめる」という行為が分かります。
そうなったら「分からない所ある?」「ここまで大丈夫?」と言うように聞いてあげましょう。このように一つ一つ確認しながら話すことで噛み合いのズレを無くすことができます。
5.話を3部構成で伝える
うまくコミュニケーションをとる改善法5つ目は「話を3部構成で伝える」です。3部構成というのは「起承転結」を「起・承・結」というように縮小した形です。
1.テーマ 結論を一言で言う
2.メイン 出来事
3.クライマックス 結論を繰り返す
①テーマ:まずは「結論」から話すのが一般的です。「書類できました!」「完成しました!」など
②メイン:次に出来事を話しましょう。「〇〇なことがありました。」「〇〇でして・・」など
③クライマックス:最後にもう一度結論を繰り返します。「このような出来事がありましたが結果、書類ができました。」など
このように話すことで相手に理解してもらいやすくなります。なので話をするときは3部構成を意識して頭の中で整理してから話してみてください。
まとめ
この記事では以下について解説をしました。
・話が噛み合わない人はどういう特徴がある?
・話が噛み合わない人の原因とは?
・うまくコミュニケーションをとる改善法!
・自分が理解できるまで質問をしよう!
・プライドを無視して論理的に考えてみよう!
・相手の話を聞くと相手の考え方や価値観を知ることができる!
・顔」や「うなずき」を確認しながら話をしよう!
・3部構成で出来事を伝えよう!
この改善方法はすぐにはできないかもしれませんが、一つ一つくじけずやってみてください♪